航空性中耳炎について



列車でトンネルを通過した時や車で高い山に登った時、それからエレベーターなどでも、耳が詰まった感じがしたり、耳が痛くなった経験をお持ちの方がいらっしゃると思います。

特に航空機の場合には、上昇、降下などによって機内の気圧が大きく変化するため、耳が痛くなった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この症状は航空性中耳炎と呼ばれ、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じることで耳の痛み、頭痛、耳鳴り、耳詰まりなどの症状が出ます。

大部分は軽度で済むものですが、風邪をひいていたり、アレルギー性鼻炎などがあると重症になってしまいます。

このような場合には、飛行機の搭乗前や着陸前(ベルトサイン点灯前)に点鼻薬を噴霧しておくと、軽く済む場合もあります。

軽症の場合には水などを飲んだり、アメやガムを食べる、アクビをするなどで改善されます。

そのほかにも、首を左右に動かしたり、アゴを上下に大きく動かすことも有効です。

それでも改善されない場合には、耳抜き(バルサルバ法)を行います。

子供の場合にも航空性中耳炎は起こりますが、大人と比べて耳管が太くて短いのでなりにくいといわれ、また気圧差が生じても痛みのために泣くことで通気されるので、特に心配する必要はありません。

もし到着しても泣き止まない場合には、別の原因である可能性が考えられますので注意してください。

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